ども、魚吉です。
先日twitterでのやり取りの中で、魚吉が小学生の時に行った自由研究を思い出したので書いてみたいと思います。
もうすぐ夏休み。夏休みの宿題のひとつ、自由研究で頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか?
今の自由研究ってすごいですよね?
親も参加して昔では考えられなかったことをやっているとニュースで見たことがあります。
今はインターネットも普及してきて、自由研究のお題も検索すればたくさん出てきます。
でも、魚吉が子供の頃はそんな情報を得る手段はなかなかなかった。
もしかしたら、学研のおばちゃんがきてくれていれば教えてくれたのかもですが、母子家庭の我が家は教材なんか購入するお金はありません。
というか、勉強に関して我が家はノータッチでした。
たしかこの自由研究をやったのは小学校中学年辺り。
自由研究という宿題が初めて出たときです。
先生からは「なんでも良いから夏休みの期間、自由に研究をしてきて発表してください」と言われました。
魚吉の学校では自由研究は友達と一緒にしても良かったので、仲が良かった3人で自由研究をすることになったのですが、『研究』というのもよくわからないし『自由』というのにも悩みました。
急に自由に好きなことを研究しろと言われてもさっぱりわかりません。
3人寄れば文殊の知恵なんていいますが、3人で話し合った末決まった自由研究のお題。
国道の上りと下り、どちらの運転手が手を振り返してくれるか
研究内容はこうです!
AM9:00~9:30の30分間、国道に架かった歩道橋の上から上りと下りの車に手を振り、どちらの運転手がたくさん手を振り返してくれるか。
天気が良い3日間同じ実験を繰り返し、よりたくさん手を振り返してくれた車線の運転手の方が親切。
天気が良い平日のAM9:00、歩道橋の上に3人集まり研究がスタートしました。
3人いるので上り車線と下り車線に1人づつ。
もう1人は手を振ってくれた人数を記入する係。
とにかく手を振る、振って振って振りまくる。
そうすると結構手を振ってくれるもんなんですよね!特にトラックの運ちゃんなんて高確率で手を振り返してくれます。
そうするとだんだん楽しくなってくるわけです、手を振るだけではなく「おーい」とか「やっほー」とか叫びながら手を振っちゃったりします。
昔はエアコンなんて標準装備じゃなかったし、みんな窓開けて運転しているので気づいてくれる人も増えてきます。
そうすると、よくわからないのですがこんな感情が芽生えてきます。
『俺すげぇ』
まったくよくわからない感情なのですが、当時のこの気持ちだけはよく覚えています。
とにかく手を振ってくれるのは自分がすごいからなんだ、自分が手を振ればみんな手を振り返してくれる。
そんな錯覚を覚えながら最終日の3日目には、手を振り返してくれた人数の記入そっちのけで3人全員で両方の車線に手を振りまくり、適当な研究結果を出していました。
ちなみに私の記憶が正しければ親切だったのは上り車線。
どうして上り車線の方がたくさんの人が手を振り返してくれたかどうかは考えずに、大きな声で呼びかけて手を振るとたくさん手を振ってくれることが分かったと発表した記憶が何となくあります。
あぁ、あの頃は楽しかったなぁ。
ってか今の小学校でこんな発表したら親呼び出されるんじゃないのかな・・・・
スポンサーリンク