16年ほど使い続けてきたIHクッキングヒーターがついに壊れました。
我が家では建築時、母親のこだわりからキッチンをクリナップにしました。
今思えば母親任せにしたのがいけなかった。
家の母は、料理が好きでもないのになぜか見栄を張って、ハイモデルのキッチンを選択。
たしかキッチン一式で300万ほどで、展示会でもダントツで当時一番高価なキッチンでした。
所が家を建ててみると、食洗器は使用せずにいつの間にか物置に・・・
IHも温める機能しか使わない・・・
というか、「活力鍋が無いと私は料理できない!」と切れられました。

なんでキッチンにこだわったの?
IHを交換しようとしたら40万だと言われた
IHにエラーが出るのでクリナップに連絡したところ買い替えが必要と言われました。
そして、同ランクのIHにするには約40万の費用が掛かると言われました。

40万って高すぎない?
さすがに40万は高すぎない?
と、思い別の方法を検討しました。
高価な原因はオールメタル
調べてみると、高価な理由はオールメタル対応だったからだということがわかりました。
オールメタルとは、すべての鍋やフライパンを使用できるIHのことです。
これが1口2口と付くごとに、値段は跳ね上がっていきます。
ちなみにオールメタルが非対応のIHクッキングヒーターを調べたら、値段は10万円以下。
ちょっとこれはメーカーの言われるがままに直したらまずいと思い、いつもお願いしている設備屋さんに相談しました。
オールメタル非対応のIHにはオープン価格があった
設備屋さんに相談したところ、パナソニックのIHクッキングヒーターを勧めてもらいました。
そしてオートメタルが付いていないIHクッキングヒーターの中にはオープン価格の物がありました。
オープン価格って、メーカーからどこまで値引きしていいですよって指定されていないものをいいます。
わかりやすく言うと、オープン価格ならお店の判断でどこまでも値引いて問題ないんです。
オープン価格じゃないと、メーカーから最高の値引き率が指定されているんです。
なので値引き率が大きい、オープン価格の商品での交換を検討しました。
IHで使える調理器具の見分け方
オールメタルではないIHクッキングヒーターに変えるにあたって問題になったのは、今使っている調理器具がそのまま使えるかどうか?
検索してみたら簡単な見分け方を見つけました。
それは、なべ底に磁石が付くかどうか。
なべ底に磁石が付けば基本IHクッキングヒーターに使用可能です。
ただし、磁石がついても重量が軽すぎると使用できない場合もあるので注意!
んで、ここでも母の苦情が来ました。
「活力鍋が使えないと、私なにも作れない」と・・・

そんなに活力鍋に依存してたの?
活力鍋のなべ底に磁石を付けてみたらくっつきました。
なので、大丈夫と判断をしたのですが、母がIHのパンフレットを見て騒ぎ出しました。
オールメタルじゃないと多層鍋の対応が「△」になってるから安心できない!と・・・
もう、めんどくさいのでメーカーに問合せしてくれとお願いしました。
そして、メーカーからの回答は「なべ底に磁石が付けばOK」でした。

いった通りじゃん
あ、調べてみたら昔の活力鍋にはIH対応じゃないのもあるようなので中古で買うときは注意してくださいね。
家のは最新ではなかったのですが、リピートして2代目になっていたようで対応済みでした。
というか、いつの間にこんな高価な鍋を買っていたの?
結局我が家にはIH未対応の調理器具は無し。
オールメタル対応のIHじゃなくても良かったじゃん!
パナソニックのIHに交換
なんだかんだありましたが、パナソニックのIHに交換しました。
お値段はオープン価格だったのでちょっと書いていいかわかりませんが、めっちゃ安かった!
使用した感も、今までのIHとそれほど変わりません。
しかし、クリナップからパナソニックに交換したので換気扇が自動でON/OFFできなくなりました。
これだけが残念だったかなぁ~。
知っていれば最初からIHはパナソニック製にしていたのに・・・
今はIHを選ばせてくれるらしい
先日、Twitterのフォロワーさんが新築を立てるということでリプさせていただきました。
その時に、キッチンをクリナップで考えているとおっしゃっていたので、この経験を報告。
そしたら今はIHを自分で選ぶことができるそうです。

昔からそうして欲しかったー
まとめ
オールメタル対応のIHクッキングヒーターが高くて手が出なく、オープン価格のIHに交換した話でした。
結果的にかなり安い価格でIHを交換することができました。
もし、オールメタル対応のIHから非対応のIHに交換を考えている方に役立ってもらえればと思います。
こだわりが無ければ、鍋などを買い替えてもおつりがくるくらい安くなるので検討の余があります。