ども、魚吉です。

チェーン規制について思ったことをあーだこーだ書いちゃいました。

参考記事:チェーン規制意味ある?ノーマルタイヤにチェーンの時点で問題ありでしょ?

 

せっかくだから冬道の運転方法も書いちゃおうということでパソコンに向かっております。

冬道って結構神経を使います。

吹雪の日だけではなく天気がいい日も前が見えなくなるんです。

 

雪は当たり前ですけど、白いですよね。

天気がいい日に運転すると目の前が真っ白で道路と歩道の区別がつかなくなるんです。

ほんとどこ走っているか確認するのが難しい。

そこら辺の対応の仕方も紹介していきます。

まずは雪道の運転の基本

雪の峠道

まずは基本というか、前提条件です。

これをやってもらわないと自分だけではなく他人を巻き込む事故を起こしてしまいます。

1.スタッドレスタイヤを履く

当たり前のことですが、雪道はスタッドレスタイヤを履きましょう。

また、スタッドレスタイヤは1回購入すればずっと使えるわけではありません。

タイヤの溝がなくなれば交換です。

 

また、日常生活で運転をあまりしない人に多いのですがタイヤの年数にも注意が必要です。

スタッドレスタイヤはゴムでできています。

ゴムなので経年劣化します。

なので溝がまだあったとしても古いタイヤはタイヤの性能を維持できていません。

大体4年も経過すればスタッドレスタイヤの機能はほぼ失われていると思ってよいとタイヤ屋さんは言っていました。

2.急発進・急ブレーキ・急ハンドルは行わない

こちらも自動車学校などで教えられていることですね。

『急』がつくことは行ってはいけません。

 

急発進を行うと、タイヤが空回りし車がスピンします。

 

急ブレーキを踏むと車が滑ります。

1回滑り出した車はもう立て直しが不可能だと思ってもらって良いです。

今はABS機能がどの車にも付いているので滑り出したらブレーキをギューッと踏みつけて事故らないことを祈りましょう。

非常時には下手にポンピングブレーキをするよりABS機能に任せた方が早く止まれます。

というか、ブレーキを踏んで止まれるスピードで運転しましょう。

アイスバーンやブラックバーンでもない限り、ブレーキを踏んで止まれない場合はスピードの出しすぎです。

 

急ハンドルはそのまま。

急にハンドルを切ると車は曲がれません。

スタッドレスタイヤは直進方向にはグリップ力がありますが横からの力には弱いです。

曲がる場合は十分にスピードを落としてから曲がるようにしましょう。

3.車間距離は余裕をもって。余裕があるからと言って割り込まない!

冬道はブレーキをかけてから止まるまでの距離が長くなるので車間距離は多めに取ります。

よく、夏場の3倍くらい車間距離を取ると言われますね。

 

んで、車間距離をとっているとたまに急に割り込んでくる車がいます。

これは危ないからやめてほしい。

車間距離を取っている中に急に1台車が入れば夏場と同じ車間距離になってしまいます。

ブレーキを踏んで減速できればいいのですが、凍結している道路とかだと最悪車の挙動を失います。

大変聞けなのでやめてほしい。

上記に関しては、若葉マークや紅葉マークの人が多い気がします。

私自身、紅葉マークの人が前に急に割り込んできて、そのままアクセルを踏みすぎてスピンして縁石にぶつかっているのを数回目撃しています。

みんなゆっくり走って割り込めそうと思うのはわかりますが、危険があるからスピードを落とし車間距離を取っているんです。

いくらスタッドレスの性能が年々上がっているといっても危ないのは変わりありません、注意が必要です。

4.吹雪の時はライトをつける。見えなくなったらブレーキを踏む

吹雪で視界が悪い時は昼でもライトを点灯させましょう。

ライトを点けることにより対向車に自分の存在を知らせることができますし、テールランプも点くので後続車にも自分を知らせることができます。

 

また、吹雪により視界がなくなった場合はブレーキを踏みましょう。

ホワイトアウトのような視界が限りなくゼロに近い場合は視界が確保できるまで停車しても構いません。

無理に進んで、スタックしたり歩いてる人をひいたり前方の車にぶつかったりとリスクを背負わないようにしましょう。

大抵の場合、ホワイトアウトは数秒で収まります。

落ち着いて運転しましょう。

5、車を運転する前に屋根の雪をきれいにはらう

街中をはしっていると高確率で遭遇する、車の屋根の雪をおろしていない車。

これすごく危ないです。

車を運転しているとき、車内は暖房を使用し温かくなります。

そうすると車の屋根の雪が徐々に溶け、ブレーキを踏んだ拍子にフロントガラス側になだれ込んできます。

そうなってしまうとワイパーの力では雪を払いのけられず視界が『ゼロ』になります。

前が見えなくなり前方の車に突っ込んだり、道路の真ん中に停車して車から降りて雪履きをしている人を毎年見かけます。

危ないので止めましょう。

スノーブラシは手ごろな値段で購入できます、1台の車に1つ積んでおきましょう。

 

視界が悪い時は道路にある目印を利用しよう

吹雪くと前が見えない

写真のように吹雪くと視界が非常に悪くなります。

また晴天の日も真っ白でどこが車道かわからなくなるんですよね。

そんな時に知ってれば少し運転が楽になる冬道のコツを紹介します。

1.コツじゃないけど冬用ワイパー使用しよう

運転のコツではないんですけど、冬用ワイパーは必ず使用しましょう。

ワイパーって買おうとすると結構良い値段するので買うのをためらうと思います。

しかし、雪国に住んでいる方なら必ず購入しましょう

ワイパーを冬用にするだけでかなり視界が違います。

 

夏用ワイパーだと、雪をうまく掃くことができません。

最終的には雪の上をワイパーが滑っていき徐々に視界が奪われていきます。

特に吹雪や大雪の時は夏用と冬用のワイパーの差が出てきます。

2.車道横の紅白のポールや青い看板が目印

紅白のポールを目印にしよう

写真の様に、道路の両端には紅白のポールが立っています。

このポールは縁石の位置や、道路の端に建てられているポールで夜になれば反射もします。

ポールがない道路でも、棒の先端に赤い紐を括り付けてあったり何かしら道路の両端には目印があります。

 

このポールが左側にあれば車道を走っている目印になります。

ちなみにこのポールは豪雪地帯になればなるほど長くなっていきます。

雪道はポールが見えるように管理されています。

見えなくなりそうになったらしっかり除雪しているんです。

なので、視界が悪い時はまず左にポールがあるか確認しながらゆっくり走りましょう。

そして、当たり前ですが横にばかり注意しないでしっかり前方を確認してくださいね。

 

あと、片道1車線の道路の場合は、道路標識の青い看板も目印になります。

 

あの青い看板は車道の真上に設置されています。

なので、青い看板の真下は車道の中心です。

知ってるか知らないかだけでもいざというときの目印になるので知識の一つとして覚えていればよいと思います。